書式設定オプション
WRITE 命令では、さまざまな書式設定オプションが使用することができます。
構文
WRITE ....f option.
全データ型の書式設定オプション
オプション |
機能 |
LEFT-JUSTIFIED |
出力を左寄せにします。 |
CENTERED |
出力を中央揃えにします。 |
RIGHT-JUSTIFIED |
出力を右寄せにします。 |
UNDER g |
出力を項目 g の直下から開始します。 |
NO-GAP |
項目 f の後の空白文字を省略します。 |
USING EDIT MASK m |
書式テンプレート m を指定します。 |
USING NO EDIT MASK |
ABAP ディクショナリで指定された書式テンプレートを無効化します。 |
NO-ZERO |
項目にゼロしか含まれていない場合は、空白文字で置き換えられます。型 c と n の項目では、先行ゼロが自動的に置き換えられます。 |
数値項目の書式設定オプション
オプション |
機能 |
NO-SIGN |
先頭の符号を画面に表示しません。 |
DECIMALS d |
d は小数点以下桁数を定義します。 |
EXPONENT e |
型 f の項目では、指数を e に設定します。 |
ROUND r |
型 p の項目の値に 10**(-r) を掛けて丸めます。 |
CURRENCY c |
通貨 c をテーブル TCURX に従って書式設定します。 |
UNIT u |
小数点以下桁数をテーブル T006 で型 p の項目に指定された単位 uに従って固定します。 |
日付項目の書式設定オプション
オプション |
機能 |
DD/MM/YY |
ユーザのマスタレコードで定義された区切記号 |
MM/DD/YY |
ユーザのマスタレコードで定義された区切記号 |
DD/MM/YYYY |
ユーザのマスタレコードで定義された区切記号 |
MM/DD/YYYY |
ユーザのマスタレコードで定義された区切記号 |
DDMMYY |
区切記号なし |
MMDDYY |
区切記号なし |
YYMMDD |
区切記号なし |
書式オプションと一部のオプションでの除外規則の詳細については、WRITE 命令のキーワード文書を参照してください。
書式設定オプションの例を以下に示します。他の例については、複雑な一覧の登録を参照してください。数値項目の小数点記号、および千単位の区切記号 (ピリオドまたはカンマ) に何を使用するかは、ユーザマスタレコードで定義されています。
ABAP コード |
画面出力 |
DATA: g(5) TYPE c VALUE 'Hello', WRITE: g, f. WRITE: /10 g, WRITE: / g NO-GAP, f. |
Hello Dolly Hello HelloDolly |
DATA time TYPE t VALUE '154633'. WRITE: time, |
154633 15:46:33 |
WRITE: '000123', |
000123 |
DATA float TYPE f VALUE '123456789.0'. WRITE float EXPONENT 3. |
123456,789E+03 |
DATA pack TYPE p VALUE '123.456' WRITE pack DECIMALS 2. WRITE: / pack ROUND -2, |
123,46 12.345,600 |
WRITE: sydatum, |
27.06.1995 950627 |
上のテーブルに示した書式オプション以外に、FORMAT 命令の書式オプションも使用することができます。これらの書式オプションでは、出力の階調や色を指定することができます。詳細は、FORMAT 命令を参照してください。
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