皆さん、おはようございます。
日語写作の第2回目の授業です。
今日は復讐の練習問題、「のだ」を使った文章、擬態語を勉強していきます。
また、今日は授業の終わりに「新型肺炎と私の生活」というタイトルで作文を書いてもらいます。
600字です。完成できなかった場合、残りが宿題になります。
完成したらメールで提出してください。
件名:【1801作文】3月5日宿題名前〇〇
【練習問題】
1 接続詞
①~④に接続詞:そして、すると、そこで から適切なものを選びましょう。
- 箱は大きくて一人では持てませんでした。( ① )彼は手伝ってくれる人を探すことにしました。
- お婆さんは桃を割りました。( ② )中から男の赤ん坊が出てきました。
- お婆さんは桃を持って帰りました。( ③ )その桃を割ってみることにしました。
- 彼はミルクをやりました。( ④ )子犬はそのミルクをおいしそうに飲みました。
2 適切な動詞の選択
A,Bどちらかを選んでください。
- この小説には日常の何気ないひとコマ(A:が綴られている B:を綴る)
- 父はいつもあきらめないことが大切だと(A:言った B:言っていた)
- 辛いことが多かったせいかあの頃のことはほとんど(A:覚えていない B:覚えない)。
- その小説は人はいかにして生きるかを教えて(A:もらえる B:くれる)
「のだ」を使った文章
「のだ」は動詞、形容詞、形容動詞、名詞、(副詞)の辞書形に付けることができます。
勉強するのだ もう寝るのだ 忙しいのだ 静かなのだ 私が社長なのだ さっぱりなのだ
「のだ」は話し言葉では「んだ」に変化します。
勉強するんだ もう寝るんだ 忙しいんだ 静かなんだ 私が社長なんだ さっぱりなんだ
*名詞、形容動詞、副詞は 語幹+なのだ
*副詞になのだを付けるのは話し言葉です。
「のだ/んだ」の用法
のだ文の基本の役割は事情説明
A:どうして遅れたんですか。
B:ごめんなさい。バスが来なかったんです。
のだ文多用の注意
「理由」や「わけ」を説明することは、場合によっては、弁解がましい(=責任逃れの言い訳をする)、主張が強すぎる、押し付けがましく(=一方的に自分の意見を押し付ける)聞こえることがあります。
例:
A:どうして遅れたんですか。
B:バスが来なかったんです。あのバスはいつも遅れるんです。だから、仕方がないんです。
問題 遅刻の言い訳を考えてみましょう。上の文章のようにのだを使って3つの文を考えてください。
A:どうして遅刻したんですか?
B:
「のだ/んだ」の分類
用法の基本は事情説明ですが、以下のように分けることも可能です。
①事情説明
上の文章と同じように事情説明ですが、よく幼い子供が使う言葉です。
例:だってお姉ちゃんが意地悪するんだもん。
するのだ+もの
②納得
例:やっぱりあれは嘘だったのだ←推理し、それに対して納得する
例:やっぱりあれは嘘だったのだろう←推理し、確信の度合いが低い場合
③主張
例:そんなことはどうでもいいのだ。
④緊張感(事情説明)
文章に緊張感を持たせるために「のだ」を使うことがあります。
例:ところがそのとき、ある人が急に席を立ったのです。 私たちは驚いてその人の方を向きました。
【問題】
次の文は「のだ文」のどの用法ですか? 事情説明・納得・主張から選んでください。
- 電車が止まっている。きっとまた人身事故(じんしんじこ)があったのだ。
- 遅れてすみません。電車が止まってしまったんです。
- アルバイトを通して、この夏、僕は多くのことを学んだのだ。
- 道が込んでいる。きっと事故があったのだ。
「のだ/んだ」がふさわしくない場合
「のだ/んだ」を付けるとその文は主観的になります。
客観的な事実を述べる時にはふさわしくありません。
以下のようなニュースの文章に「のだ」を付けると違和感があります。
例:
自動車事故で3人重傷を負ったのだ。
都内で新たに4人コロナウイルスに感染したのを確認したのだ。
【問題2】
次のaとbのどちらか、より自然なほうを選んでください。
1.この本を読んでください。いろいろなことが(a.わかるでしょう b.わかるんでしょう)。
2.もし敬語がわかれば、目上の人と話すのも簡単に(a.なるかもしれません b.なるのかもしれません)。
3.彼は失敗を経験したから、人の気持ちがわかるように(a.なったでしょう b.なったのでしょう)。
「のだ/んだ」は、申し出たり、許可を求めるときに「~んですが、」「~のですが、」の形で前置きとして用いられます。
- ちょっとお話があるんですが、今よろしいですか。
- テレビの音が大きいのですが、音を小さくしていただけませんか。
- 午後銀行へ行きたいんですが、かまいませんか。
問題: 「のだ/んだ」を使って申し出たり、許可を求める文をひとつ作ってみましょう。
擬態語
日本語にはたくさんの「擬態語」や「擬音語」が出てきます。
擬態語の使い方を習得すれば文章の表現力がアップします。
問題にチャレンジしましょう。下の語群からふさわしいものを選んでください。
- 家で遊んでいたら高価な皿を割ってしまって、母に( ① )に怒られた。
- 明日から旅行で( ② )している。
- 隣の部屋がうるさくて( ③ )する。
- 部屋が片付いて( ④ )した。
- 子犬が車の多い車道を横切っていて( ⑤ )した。
- 試験が終わって( ⑥ )した。
- 今日もまたあいつの顔を見ないといけないかと思うと( ⑦ )する。
- 箱を開けると中には金貨が( ⑧ )入っていた。
【語群】
かんかん、わくわく、ぎっしり、すっきり、そわそわ、ほっと、うんざり、はらはら、いらいら